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- ID:
- 30067
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0403
- 見出し:
- 今年も桜力強く 津波被害の「標本木」開花
- 新聞名:
- 福島放送
- 元URL:
- http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201404035
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- いわき市小名浜の旧小名浜測候所（現小名浜地方合同庁舎）にあるソメイヨシノが２日、花を開き、小名浜まちづくり市民会議といわき観光まちづくりビューローが「開花宣言」をした。
昨年より４日遅く、平年と比べると４日早い。
小名浜まちづくり市民会議の佐藤健一事務局長（４７）、同測候所の元解説官の島田栄二郎さん（７０）、元所長の伊藤和男さん（６９）が、３本ある「標本木」のうち１本で、基準とする五輪以上が咲いているのを確認した。
東日本大震災発生時、桜は約６０センチの高さまで波をかぶった。
地元の造園業者が無償で手入れするなどし、今年も無事、花を咲かせた。
島田さんは「桜は海水などの塩分に弱い樹木。
すごい生命力だと思う」と美しく花開いたソメイヨシノを見詰めていた。
同測候所では平成２１年以降、市民団体が独自に開花を調べている。
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