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- ID:
- 29968
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0324
- 見出し:
- 教育2014 愛知)(瑞陵魂)「命のビザ」心伝えたい
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://www.asahi.com/articles/ASG3J05BQG3HOIPE010.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 諸国民の中の正義の人を偲(しの)んで――。愛知県立瑞陵高校(名古屋市瑞穂区)の校庭にあるオリーブの木の前に置かれた銘板に、イスラエルの公用語ヘブライ語と日本語で記されている。
正義の人とは、瑞陵OBで、「命のビザ」で知られる元外交官の杉原千畝(ちうね、1900―86)のこと。オリーブの木は、日本との国交60周年を記念し、東京のイスラエル大使館から2012年に送られた。
第2次大戦中、リトアニアの領事代理だった杉原は、外務省の命令に背いてユダヤ難民にビザを発給し、約6千人の命を救った。戦後、イスラエル政府は「建国の恩人」として杉原を顕彰した。一方、日本政府による名誉回復は杉原の死後14年がたってからだった
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