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- ID:
- 29704
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0212
- 見出し:
- ワニのトリビア「木に昇る」
- 新聞名:
- 日刊アメーバニュース
- 元URL:
- http://news.ameba.jp/20140219-527/
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- ワニといえば、水中で獲物を待ち構えているイメージですが実は木の上で過ごす時間も長いことが明らかになってきました。これは体温調節のため。しかし彼らがどうやって細い枝の先にたどり着いているかは、いまだに謎に包まれています。
米テネシー大学の動物学者、ディネット氏らは、ワニの生態について調査を続けています。調査している地域はオーストラリア、北アメリカ、アフリカなどです。
この結果、メキシコ、コロンビア、ボツワナ、インドネシアなどで、「木の上にいるワニ」が複数観測されました。幹から4メートルも離れた枝の先にいる個体や、体長180センチにもなる大型のアリゲーターが発見されたこともあります。
ワニは自分で体温を作ることができない変温動物。水の中にいるイメージが強いですが、実は日光浴で体温を上げることも、彼らの生態にとって重要な行動なのです。
ディラット氏はこれまで多くの「木登りワニ」を見てきましたが、実は木に登る行為自体は目撃したことがないのだそう。枝の先にいるワニは、そのまま下方の川に向かってダイブしてしまうのだそうです。ワニは非常に警戒心が強いため、人前で気に登るようなうかつなことはしない、とうことなのでしょうか?
時に人間にも噛みつく恐ろしい生き物ですが、人目を忍んで日向ぼっこをしていると思うと、ちょっぴり可愛く感じられてしまうから不思議なものです。
参考:Crikey! Crocodiles Can Climb Trees
http://www.nbcnews.com/science/weird-science/crikey-crocodiles-can-climb-trees-they-dont-flaunt-it-n27861
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