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- ID:
- 29637
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0212
- 見出し:
- 「清陵中」校名板を設置
- 新聞名:
- 長野日報
- 元URL:
- http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30607
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 中南信初の県立中高一貫校として4月に開校する諏訪清陵高校付属中学校(諏訪市)は10日、校名板を清陵高の正面玄関前に設置した。除幕式を開き、揮毫した同窓の書家、渡部清さん(79)=東京都=ら関係者5人が出席。「世界をリードする有為な若者に育ってほしい」と願いながら、ケヤキの1枚
板に毛筆で力強く書かれた校名をお披露目した。
校名板は縦226センチ、横36センチ。玄関を挟んで並ぶ高校の校名板と大きさをそろえた。渡 部さんが清陵高と同窓会から昨年秋に依頼を受け、1カ月かけて制作。「誰にでも愛されて親しみやすい字体を」と考え、楷書でしたためた。
中学校長を兼任する清陵高の佐藤尚登校長は「卒業生が日本を築き上げてきたように、ここで学ぶ子どもたちが未来を切り開くことを確信している」とあいさつ。渡部さんは「伝統ある学校として、日本の教育の最高府になってほしい」と期待を込めた。
同窓会の松下勲会長(76)=箕輪町木下=は「素晴らしい校名板と一歩ずつ歴史を重ねていくが、今後の教育が大切。物心両面にわたって支援する」と話した。今井正喜副会長と諏訪圏学校理科教育振興基金の矢崎和広理事長も一緒に除幕し、新たな一歩を祝った。
清陵中は80人(男女各40)が入学予定。鉄筋コンクリート造り3階建ての校舎は完成し、近く県に引き渡す。今月1日には、制服の採寸や学校生活の説明などのオリエンテーションを新入生と保護者対象に行った。入学式と開校式は4月5日に開く。
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