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- ID:
- 26671
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0130
- 見出し:
- 英田小児童 「MISIAの森」の観察励む 虫や植物 発見いっぱい
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20130129/CK2013012902000189.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 津幡 色や形 いきいき記録
自然を大切にする心を育てようと、津幡町英田小学校の全校児童二百五十五人は、町内の県森林公園の「MISIA(ミーシャ)の森」の観察に励んでいる。森は人気歌手MISIAさんの名が由来。児童らは一緒に写真を撮ったり、植樹をしたりして情操を育んでいる。(高橋健一)
二〇一〇年秋、MISIAさんが「国連生物多様性条約第十回締約国会議」(COP10)で、名誉大使を務めた。県庁を訪問した際、県が県内で森での生物多様性を訴える活動をするよう求めたのにMISIAさんが応じたのがきっかけだ。
森は一一年五月にオープン。公園内の一角五ヘクタール。以来、児童たちは遠足や総合学習の時間で訪れ、森の四季を観察している。
六年生の観察記録では「タマムシ 体がにじ色」「ウリカエデ プロペラのような赤い実」と、思うままをプリント用紙に描いた。
昨年一月には、児童らが雪深い公園を散策し、雪だるまを作ったり、寝そべったりして楽しんだ。
昨年五月には、MISIAさんが森を訪れて植樹。記念写真を撮るなどして、児童と交流した。四年生の東瑠菜さんは「MISIAさんから『森には何回来たことある?』って聞かれた」と振り返る。
一方で、岩井いづみ校長は「子どもたちは、自然の中で見つけた植物を図書館の本で調べたりして、楽しそうに学んでいます」と話す。
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