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- ID:
- 29290
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 1222
- 見出し:
- 「集」 樹上に止まるスズメ
- 新聞名:
- asahi.com
- 元URL:
- http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312210154.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 《音》シュウ《訓》あつ(まる)、あつ(める)、つど(う)[習う年]小3
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冬になるとスズメが数羽、木の上で羽を膨らませ身を寄せている姿を見かけます。「集」はこんな様子を描いた漢字と言われています。
「集」は部首でいう「隹(ふるとり)」と「木」で出来ています。「隹」は「雀(すずめ)」「隼(はやぶさ)」「雉(きじ)」などに使われています。「隹」が「尾の短いトリ」の意味だからです。元々「集」は「「●(●は隹を三つの下に木)」と書きましたが、時代とともに「集」に変化したのです。「隹」が三つだと、たくさんのトリが
木にいるようです。他にも同じ部品を三つ使って「うじゃうじゃ・たくさん」を表す漢字があります。「森」「晶」、「うぶ毛」を意味する「毳(ゼイ)」などです。「虫」もかつては「蟲」と書きました。
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