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- ID:
- 28778
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 1012
- 見出し:
- 伐採大ケヤキ、一転保存 台風で倒木 栃木
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/131012/tcg13101202300004-n1.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 9月16日の台風18号で倒れ、その後、伐採作業が進められていた県天然記念物の大ケヤキ(宇都宮市新町)が再生を目指し、保存されることになった。伐採を決めた地元自治会が方針を転換した。
大ケヤキを所有する南新町下組自治会は周囲の住宅などへの安全を考慮し、一度は伐採を決定。9月25日から作業が始まり、今月7日には地面から高さ約90センチまでに伐採された。この際、立ち会った県文化財保護審議会の委員らが「回復できるのではないか」と指摘。大ヤケキの状況を見た樹木
医からは「新しい芽が出る可能性はある」と言われたという。
これを受け、同自治会は県職員らと会合を開き、「文化財として、できるならば残したい」と、伐採方針を転換、保存を決めた。今後は1年間をめどに切り株の付近を立ち入り禁止にし、防腐処理を施すなどして回復を目指す。
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