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- ID:
- 28610
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0911
- 見出し:
- 博物館で紋別きり絵クラブ展、15日まで
- 新聞名:
- 北海道民友新聞
- 元URL:
- http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/130911_4.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 紋別市立博物館で7日から15日まで、紋別きり絵クラブ(阪東睦子代表)の作品展が開かれている。会員らの作品44点が展示され、訪れた人たちの目を楽しませている。広く来場を呼びかけている。入場無料。
きり絵は白黒で描いた下絵を黒い紙に固定し、不要な部分を切り抜いて絵を作り上げていく絵画の手法のひとつ。シャープな輪郭の線が特長で、造形の美しさが際立つ。
展示されている作品は風景画、植物画などさまざま。佐藤千津子さんの「紋別港花火」は、港まつりの花火を海側から描いた。赤灯台、ホテルなどの街並み、大山とスカイタワーなどを背景に夜空いっぱいに広がる花火を描いた。黒い紙の裏側には彩色された和紙を入れ込み、花火のカラフルな色あいを浮
き彫りにしている。
和田静子さんの「白樺並木」は、白樺の樹皮の質感と並木道の奥行き感を見事に表現した。
生田孝子さんの「駱駝を引く少年」は、砂漠を行く駱駝(らくだ)たちの姿を幻想的に描いた。妖しく光る月と、砂漠に映る駱駝のシルエットのコントラストが美しい。会場ではきり絵の体験コーナーを設けている。
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