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- ID:
- 28229
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0801
- 見出し:
- マングローブへの影響、タイで原油流出
- 新聞名:
- ナショナルジオグラフィック
- 元URL:
- http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2013073102
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- タイ東部のリゾート地、サメット島は美しいビーチで人気が高かったが、7月27日に沖合のパイプラインで原油が流出、現在は黒い油に覆われている。写真は流出事故前のビーチ。
UPI通信社によれば、環境保護団体「グリーンピース東南アジア」はパイプラインを運営するPTTグローバルケミカル社に対し、海洋生物への影響を追跡調査するよう求めている。
米国海洋大気庁(NOAA)のダグ・ヘルトン氏は、タイの海岸に広がるサンゴ礁やマングローブ林は原油流出の被害を特に受けやすいと指摘。同氏は2010年に発生したディープウォーター・ホライズンの流出事故などで原油除去作業のコーディネーターを務めている。
「マングローブは潮間帯(満潮時は水没するが干潮時は陸が露出する場所)に自生し、根で呼吸する。根が原油で覆われれば、生存できなくなる可能性がある」とヘルトン氏は説明する。
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