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- ID:
- 確かに、このエクササイズは誰もがやれるわけではありませんが、とにかくハイキングや薪割りを楽しめば、ランニングやサイクリング、ジムでのトレーニング以上の効果があることでしょう。また、ネルシャツとデニムを好んで着るようにもなることでしょう。
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- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0729
- 見出し:
- 「一本松」の松原再生へ奮闘-友亡くした女性が種提供
- 新聞名:
- 時事ドットコム
- 元URL:
- http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013072700174
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 東日本大震災で、7万本の松のうち「奇跡の一本松」だけを残し津波で全て流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」。一本松がモニュメントとして復元された中、かつての松原の姿を取り戻そうと新たな場所に植えられた小さな苗木が、すくすくと成長している。
「元気に育てよ」。一本松から東に5キロほどの高台に広がる約2500平方メートルの畑で、1000本を超える苗木に「高田松原を守る会」会長の鈴木善久さん(68)が声を掛ける。震災から10日ほど後、目の当たりにした松原の惨状に一時はショックで何も考えられなかったが、今は再生に向け奮闘の日
々が続く。
2011年5月、隣町に住む新沼孝子さん(76)が鈴木さんを訪ね、震災前に高田松原で拾い集めた松ぼっくりから採れたたくさんの種を渡した。同市で生まれ育ち、慣れ親しんだ松原とともに中学の同級生7人を津波で失った新沼さんが「少しでも元の姿が取り戻せれば」と提供した種は、東北育種場(同県
滝沢村)で1カ月後に発芽し、600本の苗木になった。
「何も残っていないと思っていたが」。再生のきっかけと意気込んだ鈴木さんは、松林の保存に取り組む全国の団体の会合などで協力を呼び掛けた。多くの義援金が寄せられ、「白砂青松再生の会」(京都府)からは陸前高田市の別の場所で採取した松の種から育った苗木5000本、茨城県林業技術センタ
ーからも害虫に強いと言われる苗木1000本が届いた。
ボランティアの協力で休耕田を耕して植え、鈴木さんらメンバーが水やりや草取りに汗を流した。成長が早いものは50センチほどの高さだ。市は、16年度末に完成予定の二重の防潮堤の間に新たな松原を造成する計画で、鈴木さんは「再生には数百年かかるだろうが、多くの人の応援が後押ししてくれて
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