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- ID:
-
27682
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0517
- 見出し:
- 北欧から帰郷 西城で工房
- 新聞名:
- 中国新聞
- 元URL:
- http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305160034.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 庄原市西城町中野の伊藤めぐみさん(29)が同町にUターンし、木製の家具や生活雑貨を作る「meguminto DesigN(メグミントデザイン)」を立ち上げた。5月から町内に工房を設け、活動を始めた。6月に東京であるインテリア見本市に4点を出品する。「一緒に西城もPRしたい」と意気盛んだ。
見本市は6月5~7日に東京ビッグサイトである。現在、18個の木のくさびで5枚の板を組み合わせるおもちゃ箱をデザイン中。くぎを使わないので、けがの心配がなく、子ども自ら組み立てて遊べるという。
これまでにデザインした雑貨も出品する。鏡付きの円柱形壁掛け「チラミラー」、台所で料理道具や野菜をつるす洗濯ばさみ形の「ペギー」などユニークな3点。どれも「日常生活の中で楽しい気持ちになってほしい」との思いがこもる。
伊藤さんは西城中を卒業後、兵庫県内の高校に進学。大阪芸術大で店舗や病棟の内装デザインを学んだ。大学卒業後はスウェーデンに留学し、約3年間過ごした。木製家具のデザインを学んだ。現地の仲間と一緒に自らデザインした家具の販売もしていた。
昨夏、同町に戻り「自然豊かな西城で、木のぬくもりを感じられる北欧のデザインを売り出したい」と活動を始めた。家具作りの傍ら、Uターンした立場から、ふるさとを見つめる。
オリジナル商品の受注販売や木製家具の修理、内装デザインなどをする。メグミントデザイン=電話080(4269)5585。
【写真説明】見本市出品作を前に、木製の家具の魅力について話す伊藤さん
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