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- ID:
- 26504
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0116
- 見出し:
- ズーラシア アフリカのサバンナ 体験型エリア、4月先行オープン
- 新聞名:
- 東京新聞
- 元URL:
- http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20130116/CK2013011602000123.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- オカピなど希少動物の展示で知られる「よこはま動物園ズーラシア」(横浜市旭区)は、新エリア「アフリカのサバンナ」の一部を四月十九日に開設する。ラクダに乗ったり、猛禽(もうきん)類と触れ合うなど、体験型のエリアにするという。 (志村彰太)
計画では、園内西端のエリア「アフリカの熱帯雨林」の奥にある市所有の森林四・六ヘクタールを開発する。全体の完成は来年秋だが、このうち一・六ヘクタール分を先にオープンし、国内初公開となる鳥類「ハチクイ」、オナガザルの一種「アビシニアコロブス」など二十一種二百四十二匹を展示する。
「バードショー広場」では一日に数回、ダルマワシやメンフクロウなどを観客の目の前で飛ばせたり、肩に乗せたりするショーを行う。アフリカの牧畜民族の集落を再現した場所では、ヤギの一種「ピグミーゴート」に触ることができる。木の上で生活するサルの生活を体験できる遊具も設置する。
村田浩一園長は「バードショーでは鳥の飛ぶ能力を実感し、(新エリアを通して)生物多様性の大切さを学んでもらえれば」と話している。
ズーラシアは一九九九年に開園。当初は二八・九ヘクタールだったが、徐々に拡張し、現在は四〇・七ヘクタールの広さがある。年間来園者数もこれに合わせて増え続け、二〇〇九年度にピークの百二十二万人に達したが、昨年度は九十六万人にまで減っていた。今回は最後の拡張で、来園者を増やす
目的もある。
また、オープン当日に市内在住・在勤の百人を無料招待する。募集期間は二月十五~二十八日(必着)。往復はがきに、自宅か勤務先の住所、氏名、電話番号、希望人数(二人まで)を記入し、〒231 0017 横浜市中区港町一の一、市環境創造局動物園課へ。
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