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- ID:
- 27144
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0318
- 見出し:
- 丸太で巨大アート
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20130317-OYT8T01092.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- JR甲府駅北口の「よっちゃばれ広場」で、巨大なアートの制作が進んでいる。シラカシの木の周りを、県産スギなどの間伐材約1300本で囲む作品で、高さ約15メートル、直径約8メートル。多くの駅利用者が足を止め作品を見上げている。
「富士の国やまなし国文祭」の一環として、現代美術作家で筑波大准教授の國安孝昌さん(55)が、2月頭から組み立てを始めた。
作品名は「緑の龍神」。今月中の完成を目指しており、今後は円柱の外側にも丸太を取り付け、龍がとぐろを巻く様子を表現する。完成後は12月まで設置され、初夏にはシラカシの枝が丸太の隙間から枝を伸ばし、季節の変化が楽しめるという。
國安さんは「見慣れた丸太が美術になる。人為と自然を一つに感じてもらえたら」と話す。通勤途中に作品を見かける甲府市西田町の会社員佐野明美さん(50)は「少しずつ大きくなっているので、どんな形になるか完成が楽しみ」と話している。
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