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- ID:
- 34511
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 1218
- 見出し:
- 大垣市で用材のケヤキ伐採 鹿児島・鶴丸城の御楼門復元
- 新聞名:
- 岐阜新聞
- 元URL:
- http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20151218/201512181022_26339.shtml
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 薩摩藩主島津氏の居城鶴丸城の大手門・御楼門の復元を進める鹿児島県に提供する岐阜県産材ケヤキの伐採式が17日、岐阜県大垣市上石津町宮の市上石津郷土資料館などで行われ、岐阜、鹿児島両県の絆を深めるケヤキの大木が切り出された。
同町の提供は、県と木曽三川流域の19市町でつくる「鹿児島県との友好の証プロジェクト実行委員会」が、古くから県とゆかりのある鹿児島県を支援しようと、7日に決定していた。
式には、両県関係者やケヤキを提供した同市の西脇健児さん(80)ら約15人が出席。幹回りが約4メートル、樹齢約300年の大木の根元に、同実行委副会長の松永清彦海津市長ら3人が順番におの入れを行った。伐採されたケヤキは3年間乾燥させた後、加工して鹿児島県に運ばれ、門の大扉に活
用される。
西脇さんは「先祖が(江戸時代の宝暦治水工事に水奉行として関わった)西高木家の医師だったこともあり、深い縁を感じる」と感慨深げ。「今後は御楼門として、何百年も生き続けてほしい」と話した。
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