v10.0
- ID:
- 33852
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0904
- 見出し:
- 幹回り10.3m 日本一のブナ確認
- 新聞名:
- 河北新報
- 元URL:
- http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150904_53040.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 山形県戸沢村の最上峡にあるブナについて、新庄市の最上山岳会のメンバーが3日に幹回りを計測し、10.3メートルでブナとしては日本一の巨木と確認した。
会長の坂本俊亮さん(63)によると、環境省が公認する全国巨樹・巨木林の会のデータと照合した結果、これまで最大の仙北市白岩岳のブナ(幹回り8.6メートル)を上回った。
推定樹齢300年で、高さは28メートルある。計測地点(地上1.3メートル)から上に大きなこぶがあり、太い幹が8本も枝分かれしている。伐採された後、こぶ状に広がったタイプという。
自生地は戸沢村草薙の国道47号沿いから20分ほど入った山の中腹で、さらに上には「幻想の森」と呼ばれる杉の巨木群生地もある。
坂本さんは「ブナは広葉樹の代表樹種で、直幹系とこぶが奇形になったタイプがある。こぶ状型でも10メートルはすごい。日本一として全国巨樹・巨木林の会に登録申請する」と話している。
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