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- ID:
- 33804
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0901
- 見出し:
- 弘前市観光スポット&B級グルメベスト3
- 新聞名:
- ガジェット通信
- 元URL:
- http://getnews.jp/archives/1107464
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
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城が移動する“曳屋(ひきや)”が行われる弘前城だが、その他にも観光スポットがたくさんある弘前市。せっかく弘前に行くのであれば、見どころを知っておきたい。というわけで、弘前市のオススメ観光スポットとグルメから、編集部が選ぶベスト3をそれぞれ取材してきた。弘前城周辺を観光する際お役立てれ
ば幸いである。
歴史を感じる場所が多数 弘前市観光スポットベスト3!
観光スポット3位:藤田記念庭園
“藤田記念庭園”は高台部の洋風庭園と低地部の日本庭園に分かれている大規模な庭園。元々は、日本商工会議所の初代会頭も務めた藤田謙一氏の私邸であったのだが、のちに弘前市が買収して復元整備、1991年より開園している。高台部は、大正浪漫を思い起こさせる洋館のすぐそばに昔ながら
の和館があり、特に洋館は、結婚写真の撮影によく利用されている。
低地部は、菖蒲、ツツジと言った植物や、池や滝などを歩きながら鑑賞できる池泉回遊式の日本庭園。お茶会も開かれるという茶室は、縁側から眺めると庭園の奥に岩木山を望むことができ、風情を感じる。池にはたくさんの鯉が泳いでおり、餌を投げて足元にどっと押し寄せる姿を眺めるのもまた楽しい。一
風変わったところでは、水琴窟という仕掛けもあった。石に水を流すと、その下にある窯に当たった水が反響して面白い音が鳴るというもので、日本庭園によくある装飾の一つだそうだ。
観光スポット2位:津軽藩ねぷた村
弘前といえば忘れてはいけないのが“ねぷた”だ。ねぷたは、“眠り流し”という農民行事が、“ねむた流し”となり“ねむた”、“ねぷた”になったと言われている。“津軽藩ねぷた村”の施設の中では、“弘前ねぷたまつり”で実際に使用された大型ねぷたや、ねぷたの歴史に関する展示のほか、ねぷた祭の実演も
通年で鑑賞することができる。大型ねぷたは、近くで見るとより大迫力で一見の価値あり。
津軽藩ねぷた村で見ることができるのは、実はねぷただけではない。民工芸制作の実演・体験や津軽三味線の演奏、日本庭園の“揚亀園”も鑑賞することができるのだ。民工芸品は、製作中の光景を見学することができるほか、実際に購入することもできる。大石武学流の日本庭園、揚亀園からは岩木山
と弘前公園の老松を見ることができる。
そしてやはり弘前市の観光スポット1位は“弘前公園”だ。もちろん動く弘前城は押さえておきたいところだが、春に咲き誇る桜、秋の紅葉など四季折々の表情を見せるのもまた魅力と言えるだろう。夏のこの時期は、葉桜や色づく直前の紅葉など、派手ではないものの四季の移ろいを感じられる姿が見られた。
今回の取材では、弘前観光ボランティアガイドの方に案内していただいた。短い時間の中で公園の魅力を教えてもらえるガイドの存在は非常にありがたい。色々な弘前に関する豆知識を話して頂いたのだが、桜に関する話が特に興味深かった。樹齢100年を超えてなお咲き誇る桜の木が多い弘前公園。通常
、樹齢は60年と言われている桜の木が、なぜ100年以上も咲くことができるのだろうか。ヒントは弘前の名物りんごの木にあった。実は、りんごの木と桜の木がどちらも同じバラ科の植物であることをご存知であろうか。弱ってしまった桜の木をりんごと同じ剪定方法で育成したところ、見事な花を咲かせることがわ
かり、現在のような立派な桜となっているのだ。
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