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- ID:
- 33365
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0625
- 見出し:
- 宇部・新天町に手作り木工ペン専門店「くすのき工房」 市内山間部から移転
- 新聞名:
- 山口宇部経済新聞
- 元URL:
- http://yamaguchi.keizai.biz/headline/2229/
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 宇部・新天町に6月23日、オリジナル木工ペン専門店「くすのき工房」(宇部市新天町2)が移転オープンした。
結城さんが作るペンがずらりと並ぶ
同商店街アーケード内で同店を開いたのは、これまで市内山間部・万倉の自宅そばに工房を構え、木材を使ったオリジナルペンの製造・販売を行ってきた結城静雄さん。工房を訪れる利用客の大半が中心市街地からだったことから、利便性を求めて同所に移転した。
結城さんは、15年ほど前から趣味で木工に取り組んでいたが、「県内で誰もしていないことをしたい」と木材を使って万年筆やボールペン、シャープペンシルの制作を開始。7年ほど前からは工房を構え、販売や制作体験を開いてきた。
14坪の店内には、結城さんが一本一本手作りする万年筆(1万5,000円~)やボールペン、シャーペン(以上5,000円~)約30本を並べるほか、1度に2人が利用できる制作体験(3,000円~)ブースを設ける。
木材には、コクタンやタガヤサン、ケヤキなど6種類を主に使うほか、知人から譲り受けた象牙や水牛・鹿の角などを使ったものも用意。持ち柄の部分となる素材を滑らかに削って仕上げ、ドイツ製のペン部品と組み合わせて完成させる。
ツヤツヤとしたなめらかなデザインと軽い書き心地が特徴で、「それぞれの素材の模様や味わいが出るところが魅力。どの模様も世界で一つだけ。木は磨けば磨くほどに光沢が出るのでとても面白い」と結城さん。
「この場所に出てきて、皆さんから温かい期待の声をもらえているのでとてもうれしい。良いものをリーズナブルに提供していきたい」とも。
営業時間は9時~17時。水曜定休。
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