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- ID:
- 33216
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0603
- 見出し:
- 世界三大花木が同時に開花 加古川の温室
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元URL:
- http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201506/0008086269.shtml
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 世界三大花木に数えられる「ホウオウボク(鳳凰木)」と「カエンボク(火焔木)」の花が、兵庫県加古川市上荘町見土呂の「みとろフルーツパーク」の温室で見ごろを迎えた。同パークで二つが同時期に開花するのは初めてで、色鮮やかな花弁が来園者の目を喜ばせている。いずれも6月中旬まで楽しめるとい
う。
ホウオウボクはマダガスカル島原産でマメ科の落葉高木。直径約10センチの真っ赤な花弁が特徴で、今年は5月中旬から咲き始めた。那覇市では街路樹として植えられている。
カエンボクは西アフリカ原産の常緑高木。釣り鐘に似た形で、枝先にオレンジ色の花を咲かせる。同パークでは6年前から栽培し、昨年初めて花びらをつけた。
現在、温室内は気温30度前後、湿度60%以上に保たれており、いずれにも適した条件という。三大花木のもう一つ、ジャカランダも栽培しているが、まだ一度も花を咲かせていない。
同パークを管理する「みとろ生産組合」の柳晴久事務長(64)は「少し興奮している。いつかジャカランダも咲かせたい」と話している。
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