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- ID:
- 33092
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0517
- 見出し:
- 安倍総理 水害被災地などを視察
- 新聞名:
- テレビ和歌山
- 元URL:
- http://www.tv-wakayama.co.jp/news/
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 昨日から和歌山県を訪れている安倍総理大臣は今日、紀伊半島大水害で被災した田辺市の国道の復旧現場や木材の間伐現場をはじめ、観光振興の取り組み状況などを視察しました。
昨日高野山を訪れた安倍総理は今朝、宿泊先の白浜町から田辺市に入りました。
県選出で自民党の二階俊博総務会長や世耕弘茂官房副長官らとともに、平成23年9月の紀伊半島大水害で大規模な土砂崩れが起きた中辺路町真砂の国道311号の復旧現場を視察し、仁坂知事がこれまでの経緯を説明しました。
12万立方メートルの土石流で埋まった現場の道路は、およそ1ヵ月後に応急仮設道路が完成し、その後、2ヵ所で富田川の対岸と結ぶ仮設の橋と迂回路を設置し、およそ2年半にわたって土砂の撤去などが行われました。
今年3月には新たな道路が完成し、現在は砂防堰堤の整備事業が進められています。
安倍総理は、「道路機能を維持しながらの復旧作業は大変でしたね。国道の役割も改めてわかります」などと話しました。
続いて安倍総理は中辺路町森林組合の木材の間伐現場を訪れ、林業のコスト削減に不可欠な木材を一定の長さに切断したり枝を払ったりする高性能の林業機械に試乗しました。
この後、安倍総理は、田辺市本宮町の熊野本宮大社を参拝しました。
近くの世界遺産熊野本宮館では、田辺市の真砂充敏市長や一般社団法人田辺市熊野ツーリズムビューローの多田稔子会長らと意見交換しました。
田辺市熊野ツーリズムビューローは、着地型観光を実施する主体として田辺市などとの官民協働で設立されていて、熊野古道を訪れる外国人旅行者を増やす取り組みなどを安倍総理に説明しました。
安倍総理はこの後、県内最後の訪問先の和歌山市の編み機メーカー島精機製作所で、島正博社長などから会社概要の説明を受けたほか、コンピュータ横編み機のデモンストレーションを視察しました。
和歌山県での二日間の視察を終えた安倍総理は、夕方、関西国際空港経由で東京に向かいました
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