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- ID:
- 32953
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0417
- 見出し:
- 樹木医と巡る「桜探訪」 松本、塩尻など8カ所
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www.shinmai.co.jp/news/20150418/KT150417SJI090006000.php
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 松本市と東筑摩郡山形村の樹木医でつくる「樹木医ネットワーク・松本」は17日、バスで移動しながら松本市と塩尻市、朝日村の桜を見て回る「桜探訪」を開いた。松本市などの20人が8カ所を訪ね、見頃を迎えた樹齢100年以上になる桜について、樹木医の説明を聞きながら観賞した。
松本市中山の保福寺(ほうふくじ)では高さ12~13メートルのエドヒガンやシダレザクラ、近くの中山霊園では樹齢約120年というソメイヨシノを見学。ネットワーク代表の根萩達也さん(60)=松本市里山辺=は「植えられた時の記録が残っている木」と話し、花の大きさや色合いなど桜の種類ごとの特徴を
解説した。冷たい風に、小雨がぱらつく天候の中、参加者は熱心にメモしたり、写真を撮ったりしていた。塩尻市洗馬の東漸寺(とうぜんじ)では、シダレザクラを観賞した。
昨年に続き2回目の参加という主婦の須沢美奈子さん(61)=同市開智=は「知らない場所にこんなに桜の良い木があり、驚いている。ただ見学するだけでなく、いろいろな知識が身に付くので勉強になる」と話していた。
桜探訪は2008年から開き8回目。桜をきっかけに樹木に関する知識を深めてもらおうと企画し、秋には「名木探訪」も開催している。
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