v10.0
- ID:
- 32684
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0314
- 見出し:
- 桜伐採 来月にも再開
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20150313-OYTNT50305.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 国立市のさくら通り改修事業を巡り、一部市民の反対で中断している桜の伐採作業について、同市は13日、桜の花見シーズン後から作業を再開する方針を明らかにした。従来予定していた4本を含む9本が対象で、早ければ4月中にも再開する見込みだ。
伐採の対象となっている桜は、樹木医に倒木の危険性があると診断されたもの。倒木防止用の支柱を設置すると、歩行者や自転車の妨げになるため、「やむを得ない措置」(市道路下水道課)として、伐採する方針を変えないことにした。
一方で「市民から残してほしいという強い要望があり、花が咲く前の伐採は避けたい」(同)とし、作業再開の時期を花見シーズンの後をめどとすることにした。作業範囲はさくら通り(約1・8キロ)のうち約400メートルの区間で、伐採後は若い桜の木を植える。
また、イチョウの木については交通の安全が確保できると判断し、すべて残すこととした。市は今後、市民向けに樹木医による現地説明会や、桜を長く維持するための管理方法の勉強会などを開くという。
市民グループ「桜のトンネルを残す会」世話人の宗像充さんは「桜を残すために考える余地があると思え、納得はしていない。今後も市には詳しい説明を求めたい」と話した。
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