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- ID:
- 32532
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0225
- 見出し:
- 奈良の木」使った応接セットなど4点 ビジネスシーンを意識し開発
- 新聞名:
- SankeiBiz
- 元URL:
- http://www.sankeibiz.jp/business/news/150225/bsg1502250500003-n1.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 奈良の木」使った応接セットなど4点 ビジネスシーンを意識し開発
奈良県は、県内で産出されたスギやヒノキを使用した「奈良の木の家具」のデザイン開発と試作を実施した。
事務机、応接セット、書棚、テーブルの4種類で、ビジネスシーンを意識したつくりになっている。今後は県農林部内の一部執務室や特別支援学校、県健康ステーションなどにおいてモデル家具として設置するとともに、市町村や民間事業者へ広くPRしていく予定だ。
奈良県では中南部で営まれている「吉野林業」など林業・木材産業が全国的に有名だ。しかし、近年は生活様式の変化などに伴い、住宅や家具に使用する木材需要が低迷している。こうした点を踏まえ、奈良県産木材の認知度を高め、利用拡大を促すことを狙いに「奈良の木家具」プロジェクトを始動。デ
ザイナー、人間工学、木製家具製作などの関係者によってプロジェクトチームをつくり、家具を企画・製作した。
一方、奈良県産木材の利用促進を目的に、県と林業・木材産業・設計業・建築業団体で設立した「奈良の木」マーケティング協議会が活動。28日(土)と3月1日(日)には、イオンモール橿原で「奈良と森と木の家のフェスタ」を開く。昨年に続く2回目の開催で、奈良県産木材を使った住宅模型の展示、奈
良の木のパズル・木くず風呂など遊びコーナーを設ける予定だ。
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