v10.0
- ID:
- 32514
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0221
- 見出し:
- 命吹き込む市民の手 社会
- 新聞名:
- タウンニュース
- 元URL:
- http://www.townnews.co.jp/0607/2015/02/21/272614.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 創建120周年を迎えた報徳二宮神社で、昨年伊勢神宮から譲り受けた古材を利用し、神社の敷地内に新たな鳥居を建立する事業が進んでいる。
おだわら木材流通センターで2月7日、傷みが生じている古材を支える、根継ぎ用木材の製材が行われた=写真上。
根継ぎ用の木材は、幹の周り40cm、長さ4・5m。和留沢で育った樹齢約100年の檜。この日八角形に製材された檜は、乾燥と製材を繰り返し、丸太になる。
鉋削りで木肌を体感
市民も鳥居の建立作業に参加している。二宮神社では、地元の大工や木工業者が指導するワークショップを開催。1月の部材磨きに続き、2月15日には小田原大工職組合長の古田土(こだと)幸一さんら指導のもと、古材の鉋削りが行われた。市内荻窪の田上賢太郎さん、凛葉(りのは)さん(8)親子は
「自分が住む地域の物づくりに参加できるのがうれしい」、「削った木がすべすべしていて面白かった」と笑顔を見せた。
鳥居は4月15日(水)の例祭でお披露目される予定だ。
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