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- ID:
- 26882
- 年度:
- 2013
- 月日:
- 0219
- 見出し:
- かわいい”“縄文杉”すくすく
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元URL:
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/348861
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 世界自然遺産の鹿児島県・屋久島のシンボル「縄文杉」の枝を挿し木した苗の愛称が「もじょん杉」に決まった。鹿児島弁で「かわいい」を意味する「もじょ」と「縄文杉」を合わせたという。
同県屋久島町宮之浦の環境学習施設「屋久島環境文化村センター」が展示しながら育てている。愛称は、センターを運営する屋久島環境文化財団が親しみを持ってもらおうと公募。県内外から寄せられた120通から、「けなげに芽吹いたかわいい枝ぶりから考えた」という鹿児島市の主婦川路裕子さん(6
9)の案を選んだ。
縄文杉は樹齢7200年ともいわれ、高さ25メートル、幹回り16メートル。苗は2005年12月に積雪で落下した枝を屋久島森林管理署が回収し、遺伝子を残すために土に挿して育てていた。老木で根を出す力が弱かったが、温度や湿度を縄文杉の周囲に合わせるなどの工夫をすると成長。現在の高さ
は97センチで、展示を始めた11月上旬から17センチ伸びた。
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