v10.0
- ID:
- 32126
- 年度:
- 2015
- 月日:
- 0103
- 見出し:
- 花木の剪定はどうして必要なの?
- 新聞名:
- dot.
- 元URL:
- http://dot.asahi.com/life/hobby/2015010300013.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 12月から2月は落葉樹の剪定適期です。剪定は毎年まめに行うことで、木の成長が穏やかになり、日当たりや風通しもよくなります。ただし、この時期ほとんどの花木には花芽ができています。花芽を切り落とすと、来春咲かないので気をつけて! 園芸研究家の川原田邦彦(かわらだ・くにひこ)さんに、剪定
の基本について話を聞きました。
* * *
樹木は放任すると、樹高が高くなりすぎたり、枝が混み合って日当たりや風通しを損なったり、ほかの枝の成長を阻んだりします。そこで、定期的に幹や枝の成長を調節して、樹形や枝ぶりを整える必要があります。そのために不要な枝を切る作業が剪定の基本です。
ただし、冬に花木の枝を切るということは、多くの場合すでに枝についている花芽を落とすことを意味します。むやみに枝を切り戻すのではなく、不要枝を見極めて間引き(すかし剪定)、花芽のある枝をできるだけ温存しましょう。
※テキスト『趣味の園芸』2014年12月号では、ハナミズキやスモークツリーなど、人気花木の剪定例を写真入りで8通りご紹介しています。
■『NHK趣味の園芸』2014年12月号より
..