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- ID:
- 31940
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 1205
- 見出し:
- 天然ゴム使わないタイヤ開発へ ブリヂストン
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://www.asahi.com/articles/ASGCM5JY8GCMULFA02V.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- タイヤで世界最大手のブリヂストンは、天然ゴムを使わないタイヤの開発に乗り出す。将来、東南アジアで「ゴムの木」が不足する可能性があるためだ。北米の乾燥地帯に生える「グアユール」という植物を使う研究を進め、2020年代の実用化をめざす。
ほとんどのタイヤは、石油からつくる合成ゴムに、転がりを良くするため天然ゴムを混ぜてつくる。天然ゴムは、ほとんどが東南アジアで栽培されるゴムの木の樹液からつくるが、自動車が新興国に広がると足りなくなる心配があった。
ブリヂストンがグアユールに着目したのは、粉砕して取り出す汁が、ゴムの木の樹液の性質とほぼ同じため。約3年で成長し、「品種改良の余地も大きい」(広報)のも利点だが、不純物を取り除くコストを抑えるのが課題だという。
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