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- ID:
- 31849
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 1125
- 見出し:
- 木登りの技術で枝打ち 佐久の望月城跡でロープ巧みに
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元URL:
- http://www.shinmai.co.jp/news/20141125/KT141124SJI090006000.php
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 長野県佐久市望月の地域活性化のため、荒れていた望月城跡の整備などに取り組んでいるNPO法人望月まちづくり研究会は24日、ロープを使って木に登るツリークライミングの技術を使い、城跡の木の枝打ちをした。風や雪などで折れて落下する恐れがある高所の枝を切り、ロープを使って枝を下ろした
。
研究会は昨年から、一般向けのツリークライミング体験会を開いており、今年は3回開催した。24日は、体験会を提案した会員で民間団体「ツリークライミングジャパン」(愛知県瀬戸市)認定のクライマー比田井(ひだい)章さん(55)が木に登って枝を切った。
比田井さんはケヤキの木に登った後に、ヒモを結んだチェーンソーを手元に引き寄せて枝を伐採。切った枝がそのまま落下しないようにあらかじめロープを結び、下にいる会員が枝をつり下げたロープを徐々に緩めて下ろした。
竹内健治理事長(63)は「ツリークライミングは娯楽として面白いし、実用面でも役に立つ。城跡の整備にも積極的に活用したい」と話していた。
この日は、城跡近くにある老人ホーム「望月悠玄荘」でも、ツリークライミングをして腐った桜の木を伐採した。
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