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木造建築のネツト記事
ID :  4107
公開日 :  2007年  6月16日
タイトル
[火災乗り越え古家再生 昨年の夏に半焼加賀・久田さん宅
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20070616/CK2007061602024607.html
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元urltop:
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写真:
 
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昨年夏に火災で半焼した加賀市三木町の築約六十年の民家が梁(はり)や柱を残したまま生まれ変わり、古い木材を利用して家を再生する好例として注目を集めている。 (小柳悠志)  民家は久田一枝さん(81)方で、木造二階建て。一九四六年ごろ建てられたが、昨年夏に火災に遭って約三百五十平方メートルを半焼した  思い出の詰まった家とあって、大阪市に住んでいる一枝さんの長男の外茂治さん(60)は「取り壊さず、建て直したい」と高校時代からの友人で建築士の瀬戸達さん(59)に依頼した 火災に遭った直後の久田さん宅(瀬戸設計提供)=いずれも加賀市三木町で  昨年九月に再生工事に着手。屋根はほとんど新築したが、樹齢百年近い地元の松を使った梁などはそのまま生かし、一階の面積を約六割に縮小して完成させた。室内は白しっくいの壁に仕上げ、段差をなくしてバリア フリー化を実現した  瀬戸さんは「木は大切に使えば三百年はもつ。今後も木の力を活用する建築を考えていきたい」と話している  十六日午前十時から午後四時まで、内見会が開かれる。問い合わせは、瀬戸設計=電話0761(73)0220=へ。