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ID :  3936
公開日 :  2007年  5月29日
タイトル
[間伐材活用「j・Pod住宅」 姫路の県住で見学会
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000356703.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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間伐材の活用などを目的に、県が初採用した木造工法「j・Pod(ジェイ・ポッド)システム」で建設された姫路市夢前町置本、県営夢前清水谷住宅の研修会と現地見学会がこのほど開かれ、建築関係者や森林組 合員ら約二百人が参加した  j・Podは、小口径の木材を高さ約三メートル、幅四メートルのロの字型に組み、五十センチ間隔で七個並べて直方体のユニット(広さ約六畳の箱)を形成。これを重ねたり並べたりして、建物を組み立てる  木造住宅に被害が集中した阪神・淡路大震災を教訓に、京都大などの研究グループが開発。耐震性に優れ、規格の統一などによりコスト削減も図ることができる  夢前清水谷住宅は今年三月末に完工した。二階建て五棟、計二十戸が並ぶ。ユニット部分は協同組合しそうの森の木(宍粟市)が担当。構造材や内装の下地など使用木材の約90%に宍粟産の杉を採り入れた  見学会では、参加者が建物の内外装や、ユニットの枠構造を利用した駐輪場などを熱心に見て回った。神河町の担当者は「間伐材の地産地消と耐震性を両立させ、合理的だが、もう少し木の温かみを感じられる外観に なれば、さらに良い」と話していた (神谷千晶)