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木造建築のネツト記事
ID :  3816
公開日 :  2007年  5月16日
タイトル
[デンマーク建築家スヴェンさん、伊勢神宮の魅力を語る
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新聞名
ライブドア・ニュース
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元URL.
http://news.livedoor.com/article/detail/3163465/
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元urltop:
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写真:
 
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伊勢商工会議所青年部の神宮の世界的価値を考える会が伊勢市内で14日、遷宮行事には必ず訪れているデンマーク出身の建築家―スヴェン・M・ヴァス氏の「私にとっての神宮」と銘打った講演をした。伊 勢神宮の魅力について、世界中の建築物、その様式をつぶさに観て来た観点を話した  スヴェンさんは1969年、「未来の家」というテーマのコンペで優勝して、その賞金で70年に日本を始めて訪れた。神域に入った途端に自然が織り成すハーモニーと環境との調和に驚いたと言う。99年に発行している専 門書“ISE――Ancient yet new(古くて新しい)”(ARISTO出版)は欧米人によって、「伊勢神宮」を書いた本で、歴史、文化が詳細に書かれており、日本建築様式などが紹介されている。親日派である事は勿論の事であるが、実に、古代の日本の歴 史、東京、大阪、京都、奈良の歴史を良く調べ尽くしている  欧米古代建築と日本のそれとの決定的な違いは、西洋は用材が岩、石であるのに対して、日本は木材(ヒノキ)が基本になっている。欧米の遺跡はモニュメントに過ぎないが、風化し、破壊されていくのに対して、日本の 木材は、千数百年も昔の建造物が今尚、残っている事で、保存性が実証された  特に「伊勢神宮」の建物は20年に一度建て替える「式年」という制度で守られてきている。年代は古いが建築物は新しいと言うパラドックスが現存していると言う  スヴェンさんは今日まで、世界中の著名な建築物「ピラミッド、様々なカテドラル、マチュピチュの遺跡、タージマハル、グレートジンバブエ、イースター島の石造、パンテオン、万里の長城・・・・・等」を実際に訪れ、調査さ れている  約2時間、映像で調査結果を説明された。明日から、日本の神社を廻ってくると言う。そして、5月18から20日までの『お木曳』に参加されるという。記者も取材するが、お話しする機会があるかも知れない。約1カ月間 の日本滞在となるが、伊勢の古民家で、15代続いている家に宿泊が決まっているらしい。