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木造建築のネツト記事
ID :  3634
公開日 :  2007年  4月25日
タイトル
[東京たくみ会 気仙大工の里で研修
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2465
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元urltop:
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写真:
 
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東京都内の大工職人や建築設計士などで構成する東京たくみ会のメンバーが二十二日、研修のため気仙入りし、気仙大工による伝統建築物や職人技に触れた  たくみ会は、三十年の歴史がある。多種多様な建築工法や卓越した技術に理解を深めようと、定期的に現地研修会を開催している。今回は「気仙大工の里を駆け抜ける」がテーマ。若手会員を中心に十六人が参加した  気仙大工研究所の平山憲治氏を案内役に、陸前高田市気仙町の小泉木工所、大肝入・吉田家、丸桝・菅野家、普門寺、気仙大工左官伝承館を見学。大船渡市日頃市町の長安寺などにも足を伸ばした  このうち、小泉木工所では、現代の名工に選ばれている小泉勉さんがつくった「組子屏風ひねり」の作品や作業場を見学。気仙大工の伝統に新しい工夫を取り入れた建具職人の知識と技能に驚嘆した  「組子屏風ひねり」は、脂肪分の少ない気仙杉の白身を厚さ一・二ミリに削ってひねりを加えたことで、「遮断」「閉鎖」という従来の屏風の機能を生かしながらも風通しをよくすることに成功した  たくみ会の斎藤勝幹事は「とくにこれからの若い職人には、気仙大工の技を見てもらい、今後の仕事や発想に役立ててもらいたい」と話していた。