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ID :  3610
公開日 :  2007年  4月23日
タイトル
[北山杉で校庭に虫観察の小屋 鷹峯小、保護者ら組み立てる
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007042300119&genre=F1&area=K10
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元urltop:
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写真:
 
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京都市北区の鷹峯小の保護者や地域住民たちが、児童らが虫を観察するための小屋を校庭に建てた。地元の銘木業者から不要になった北山杉の床柱を譲り受け、組み立て、23日、同小の5年生たちがカブ トムシの幼虫を小屋の中に入れ、完成させた。  同小の学校運営協議会が今年3月、子どもたちに木のぬくもりを伝え、昆虫を通して命の尊さを感じてもらおうと、小屋作りを計画した。銘木業者からもらった床柱約300本を材料に「おやじの会」が中心になり、小屋を 建てた。  この日、5年生42人が交代で小屋の中に入り、木の枠(縦100センチ、横70センチ)に土を盛った。続いて、同協議会が近くの山で捕ったカブトムシの幼虫約80匹をそれぞれ手で持ち、「気持ち悪い」「動いたー」など と大声をあげ、土の上に置いた。  小屋の中にはコナラの木を2本据え、幼虫から脱皮して成虫になるまでを身近に観察できる。竹内裕二君(10)は「生き物の命の大切さを考えたい」と話した。  同協議会は余った木を用い、児童の憩いの場となるログハウスも製作している。川勝武彦会長(65)は「北山杉など鷹峯の自然のすばらしさを感じてほしい」と語った。