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木造建築のネツト記事
ID :  3592
公開日 :  2007年  4月21日
タイトル
[幼稚園舎が初の重文指定に…大阪・愛珠幼稚園舎など
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070421p201.htm
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元urltop:
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写真:
 
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文化審議会(石沢良昭会長)は20日、現存最古の幼稚園建築の愛珠幼稚園舎(大阪市中央区)、旧旭東幼稚園舎(岡山市)など建造物11件を新たに重要文化財に指定するよう文部科学相に答申した。幼稚園 舎の重文指定は初めてとなる  愛珠幼稚園舎は1901年(明治34年)、地元・船場の有力商人が創設。市立幼稚園として使われている。木造平屋で、保育室と園庭の段差をなくすなど子供たちの使いやすさを重視したつくり。敷地周辺の高塀や武家 屋敷を思わせる両開きの門、巨大な瓦屋根、高い天井で「御殿風」と呼ばれ、高層ビルが林立する都心部で、重厚な和風建築の風格を伝えている。松村紀代子・第18代園長は「木のぬくもり、歴史の重みが感じられる 今後も子供たちの豊かな心を育てたい」と話している  旧旭東幼稚園舎は08年(明治41年)建設の木造平屋で、正八角形の遊戯室の四方に保育室などを備えた構造。「梅鉢型」と呼ばれる園舎の原型で、老朽化のため岡山市が解体し、98年に市中心部に移築した。今は 子供の遊び場や音楽会場として活用。「八角園舎」の愛称で親しまれている  梅鉢型園舎は、中央の遊戯室から各保育室を見渡せる利点があり、明治時代に各地で建設されたという。