1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 9.建物
  4. 木造建築のネツト記事 TOP
木造建築のネツト記事
ID :  3360
公開日 :  2007年  4月 2日
タイトル
[剪定丸太をプランターに再生 北区の家具職人、鴨川の樹木生かし
.
新聞名
京都新聞
.
元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007040200082&genre=K1&area=K1A
.
元urltop:
.
写真:
 
.
京都市北区小山東元町の木工房「楠楠(くすくす)」を主宰する家具職人浦川高志さん(50)が、鴨川の河川敷や公園で枝の剪定(せんてい)で不要になったサクラやケヤキなどの丸太を使って、プランター作り に取り組んでいる。プランターは時間がたつにつれてこけむし、植えた花々となじんで雰囲気が増すといい「丸太も一つの命。新たな生かし方として楽しんでほしい」と話している。  剪定され処分される丸太を見て「もったいない。何か使い道を」と考えたのがきっかけ。当初はボウルなどを作っていたが、ひびや割れたりしている丸太をより生かせる方法を考え、3年前からプランター作りを始めた 。  チェーンソーやカービングソーを使い、安定するため底の一部を削り、植える部分を掘る。水はけ用の穴をドリルを使って底に2、3カ所開けたら完成。保水性を保つため底に水ゴケを敷き、土を入れた後、好みの花 を植える。  これまでにケヤキ、エノキ、サクラの丸太を再利用した。高級家具の材料となるケヤキ、エノキは堅くて丈夫で長持ちし、サクラで作ったプランターは桜もちのような香りが楽しめたという。おしゃれな雰囲気が受け、主 婦や生花店が買い求めている。  「プランターとなった木と、植えた花は自然同士なので、見た目の相性もいい。日曜大工が好きな人には、好みの丸太が見つかったら、自分で作ってみてほしい」と話す。注文も受け付けるが、作業代(3000円から)が 必要。問い合わせは「楠楠」TEL075(493)0307へ。