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ID :  2855
公開日 :  2007年  2月23日
タイトル
[達人の技、実技指導を県立高26校に拡大
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000249366.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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 「団塊の世代」が退職時期を迎えることから、兵庫県教委は二〇〇七年度、工業や商業などの職業に関する学科(看護科、福祉科を除く)を置くすべての全日制県立高校で、企業OBや専門学校講師による 実技指導を導入する。ものづくりに関する高度熟練技能者による「ひょうご匠(たくみ)の技探求事業」に続く第二弾。県教委は、これらの取り組みを通じ、資格を取る高校生の増加を目指す  〇六年度から始めた「ひょうご匠-」では、全日制の県立工業高校十二校で、企業OBが旋盤作業の実習などを担当している。機械加工旋盤の技能検定三級では、「ひょうご匠- 」を取り入れた学校で、〇五年度は十七人だった合格者が三十七人に倍増。建築大工の技能検定では、同様に合格者は五人から九人に増えた  また、若年者ものづくり競技大会・木材加工部門と、高校生ものづくりコンテスト・木材加工部門で優勝した生徒も出た  取り組みに手応えを感じた県教委は、工業高校だけでなく、農業▽商業▽水産▽家庭- の各科を置く県立二十六高校にも同様の事業導入を決めた。生徒の高度な資格取得を支援するため、農業と水産は週二日程度、商業と家庭は週一日程度、「達人」と呼ぶベテラン技術者の授業を受ける  県教委は「達人」効果を期待し、成果として、初級バイオ技術者や造園技能士、小型船舶操縦士といったさまざまな資格の取得を視野に入れている。(