ID :
2484
公開日 :
2007年
1月16日
タイトル
[廃木材原料のバイオエタノール製造施設が開所式 堺
.
新聞名
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200701160069.html
.
元urltop:
.
写真:
.
住宅解体などで出る廃木材からバイオエタノールをつくる、「バイオエタノール・ジャパン・関西」(大阪市中央区)の製造施設が堺市西区に完成し、16日開所式があった。バイオエタノールの商業用生産施設は
世界で初めてという。2月から本格的に稼働して、当面は年4万~5万トンの廃木材から車やボイラー用に1400キロリットルを製造、数年内に年間製造量を4千キロリットルにする予定という
廃木材からバイオエタノールを製造する施設=堺市西区で
同社は04年3月、大成建設、丸紅、サッポロビールなど5社により設立された。バイオエタノールはガソリンの代替燃料で、ガソリンに混ぜるなどして使う。一般的にはサトウキビやトウモロコシなどからつくられるが、
同社は菌を使って廃木材を発酵させてエタノールをつくる。
国内では北海道や山形県など5カ所に燃料用バイオエタノールの製造施設があるが、いずれも実証実験などに取り組んでいる。