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ID :  2343
公開日 :  2006年  12月23日
タイトル
[古里・甲賀の風景描く 30歳画家、「木彩画」に四季刻む
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006122300027&genre=K1&area=S10
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元urltop:
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写真:
 
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年の瀬の滋賀県甲賀市で「古里」の風景をテーマにした2つの絵画展が開かれている。いずれも28日まで。無料。  同市甲賀町の甲賀観光センターでは画家の松本光彩さん(30)=同町相模=の「木彩画」を集めた「わが故郷展」が開かれている。木彩画はスギやマツの廃材にオイルパステルで描いたもので、松本さんが3年前から独 自に取り組んでいる。  これまでの集大成として31点を展示。田植え前の水田や夕暮れの残雪など、地元の四季が細やかに表現され、中には松枯れを描いて自然の大切さを訴える絵も。松本さんは「今後も自然と人間を結ぶ絵を描いていき たい」と話している。  ■見なれた場所を油絵に  市甲南図書交流館(同市甲南町)では、同町希望が丘本町2丁目の会社員武田修平さん(58)が「見なれた風景画展」を開き、地元の畑や里山を描いた油絵28点を披露している。武田さんは北海道出身で、若いころ絵を 学び、約20年前から同町に住んで趣味で絵を続けている。  地元での展示は初めてで、特に有名な場所を描いているわけではないが、訪れた人たちが「これはあそこの風景や」などと立ち話する姿もあり、古里の美しさを見直している。武田さんは「甲南はいい所。定年後はも っとたくさん描こうと楽しみにしています」。