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ID :  197
公開日 :  2006年  1月30日
タイトル
[森との共生で討論 黒川紀章さんも講演 川越でシンポ
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新聞名
埼玉新聞
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元URL.
http://www.saitama-np.co.jp/news01/30/09l.htm
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元urltop:
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写真:
 
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山間から平地部までの包括的な森林のあり方を考える「上下流交流による森林(もり)づくりシンポジウム」(県主催、埼玉新聞社など後援)が二十九日、川越市郭町の市民会館であった。講演や討論で登壇し た林業家、消費者らは「林業の国際化」「循環型の森林の促進」などを提案した  建築家黒川紀章さんは「共生の思想と森づくり」をテーマに基調講演。自らが影響を受けたという「ともいき仏教」の話などを引き合いに「もっと都市をコンパクトにして小さな公園やイベントホールを設け、都市の間に森 を作るような改革が必要だ」と強調。「日本の森林づくりのノウハウを海外へ持っていき、木を育てることが林業の国際化になる」などと訴えた  「上下流による森林づくりを進めていくためにはどうしたらよいか」を主題にしたパネルディスカッションには、こだま森林組合の原邦紘代表理事組合長、百年の森づくりの会の内藤勝久会長ら四人がパネリストとして登 場。原さんは「林業の立場から言うと今の人工林は二割ほど植えすぎの感がある。その二割は自然林に戻し、残りを循環型が基調の森林にしたい」と述べた  内藤さんは「山を守り、つくるには山村の活性化が不可欠。エコツーリズムをキーワードに、荒川上流を世界に誇れる観光地にできないか」と呼び掛けた。