ID :
179
公開日 :
2006年
1月27日
タイトル
[徳島杉の強度・耐久性PR 県木材連、ファンクラブ設立へ
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新聞名
http://www.topics.or.jp/News/news2006012708.html
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元urltop:
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写真:
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徳島杉の需要拡大に向けて県木材協同組合連合会(高木健男会長)が設立準備を進めている「徳島すぎファンクラブ」の設立プレイベント講演会が二十六日、徳島市内の県立森林林業研究所であった。県内
の建築士や工務店担当者ら五十二人が参加し、徳島杉による住宅建築の取り組みなどの説明に耳を傾けた
同連合会の川下昌員専務が「地域の木材は環境に優しい資材として再認識され、地産地消の観点からも関心が高まっている。ファンクラブを徳島杉の勉強の場、情報収集の場としてPRしていきたい」とあいさつ。徳島
杉の強度や耐久性、建築工法などに関する県の試験研究成果が紹介されたほか、徳島杉を使った住宅づくりに取り組んでいる県内の製材、建築業者らが事業を説明した
県内では、杉の人工林が県面積の約三分の一を占める。しかし徳島杉の生産量は、外国産材の増加や価格の低下、住宅建築様式の変化などの影響で年々減少。近年ではピーク時の三分の一以下に低迷している
ファンクラブは、建築関係者を中心に徳島杉に関心のある県民を募集。登録すると、月一回ほど徳島杉に関する最新情報がファクスや電子メールで送られ、建築現場見学会やセミナーなどに参加できる。今春の設立
を目指して、二十六日から受け付けを始めた。申し込み、問い合わせは同連合会〈電088(662)2521〉。