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木造建築のネツト記事
ID :  2063
公開日 :  2006年  11月14日
タイトル
[交流深め 販売促進へ 根羽・川上村が「村有林交換」
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20061114/KT061113ATI090005000022.htm
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元urltop:
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写真:
 
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下伊那郡根羽村と南佐久郡川上村がお互いの村有林の一部を交換し、交流事業を進める「村有林交換プロジェクト」の盟約書調印式が13日、根羽村であった。両村は連携して根羽特産のスギ、川上のカラ マツをセットで供給する態勢づくりを目指す。県によると、自治体同士が所有林を交換し木材売り込みで協力していく試みは、県内で初めてという  プロジェクトは、両村の村有林約3ヘクタールずつを、互いの村の林業従事者、子どもたちの交流拠点として無償で貸し与え合うような形をとる。林業の知識や技術をさらに広げたり、文化、教育などで連携したりする のに生かす。「根羽杉」は柱材として需要が高まっている一方、川上村のカラマツは床や壁用の板材としての利用が中心のため、両村が県内外で協力して住宅用材として売り込む態勢も強化していく  調印式では、小木曽亮弌・根羽村長が「交換した村有林を拠点とした幅広い分野での交流を通じ、両村の発展につなげたい」とあいさつ。藤原忠彦・川上村長は「森の村同士が協力し、県内の地域の木材を売り出したい 」と話した。根羽村内に設けた「川上の森」の視察もした  既にプロジェクトの手始めとして、根羽村は、根羽杉と川上のカラマツを組み合わせた展示住宅「杉風(さんぷう)の家」を村内に建設。川上村も、両村の木材を使った林業従事者向け住宅を造っており、来年度改築予 定の中学校内には、根羽の木材だけで造築する部屋を設けることも検討している。両村とも、林業従事者の相互訪問も活発化させる方針だ。