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ID :  2037
公開日 :  2006年  11月10日
タイトル
[新くんえん乾燥材で国産材木の普及PR 万博公園で展示会
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新聞名
産経新聞
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元URL.
http://www.sankei.co.jp/local/osaka/061110/osk001.htm
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写真:
 
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吹田市の万博記念公園内の鉄鋼館で、「新くんえん乾燥国産材(SSD)」を使った、住宅の骨組みやウッドデッキなどの展示会(SSD推進協議会主催)が開かれている。12日まで  同協議会は、国産材の普及を目指して活動している。ここ数年の日本の材木自給率は20%をきり、昭和40年代の70%台から大幅に低下している  今回、展示されるSSDは、従来の「くんえん法」にコンピューターを導入、温度や圧力、時間をコントロールし、より優れた品質の材木を生産できるように改良したもの  SSDは、熱伝導率の高い煙でくんえん処理することによって木が硬くなり強度が増すとともに、防虫・防蟻・防腐効果が高まるという。また、防腐処理に化学薬品を使わないので、シックハウス対策など健康面や環境面に も安心などさまざまな利点がある。SSDは優れた品質が認められ、経済産業省の補助金事業の認定も受けている  同協議会の吉羽敏郎さんは「SSDは国産材を使った優れた木材。ぜひその魅力を体験してほしい」と来場を呼びかけている  期間中は無休。午前10~午後5時まで(12日は午後2時まで)。入場無料(公園への入場料は別途必要)。