ID :
1905
公開日 :
2006年
10月23日
タイトル
[匠の技、建具など20点 県庁で展示会
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新聞名
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=228902&newsMode=article
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元urltop:
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写真:
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県内の木工職人の作品を集めた「建具展示会」が23日、県庁新行政棟1階の県民ホールで始まった。県木工業協同組合(吉原良輔理事長、75社)の会員が全国展示会の入賞作など約20点を出品。匠(たくみ
)の技が生み出す精巧な造りの建具と、木の香りあふれた家具類が来庁者の目を引きつけている。27日まで
建具業界は、住宅着工の減少や輸入製品との競争などで厳しい状況に置かれている。展示会は木工職人の伝統の技を広く知ってもらい、木の文化を見直す一助になればと12年ぶりに企画した
会場には、間仕切りの板戸やガラス戸など全国建具展示会で入賞した作品のほか、食卓や机などの家具類を展示。IH調理器を組み込めるようにした食卓、機能性を重視し、半円形にしたパソコンデスク、洋間に合う
仏壇などアイデア作品も並ぶ
来庁者は机のいすに座って作業のしやすさを確認し、手づくりの良さを感じた様子だった。吉原理事長は「注文に応じて作れるのが木工業の魅力。木の温かさを感じてもらえれば」と話していた。