ID :
1735
公開日 :
2006年
9月27日
タイトル
[木造家屋建築現場、62%で法違反
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新聞名
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060927152809.asp
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元urltop:
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写真:
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作業員墜落の恐れがありながら、必要な防止対策を取らないなど、県内の木造家屋建築現場の62.3%が、労働安全衛生法違反の状態にあり、昨年より1.4ポイント悪化していたことが、青森労働局による一斉
監督で分かった。労働災害発生の危険性が強く、即時立ち入り禁止の措置を取った現場は二十二カ所で、昨年と同数だった
同局は七月、県内の木造家屋建築現場(約六百四十カ所)のうち、高所作業を伴うなど危険度の高い百十四カ所を選んで一斉監督を行った。違法行為を確認したのは七十一現場。地面から二メートル以上ある場所なの
に作業床を敷かなかったり、脚立の構造に不備があるなど「墜落防止措置」を怠るケースが最も多く(四十八カ所)、足場の構造が不安定だったり、丸のこ・かんなの刃が安全に保管されていない-などの事例も目立った
違反があった七十一現場には、延べ百八の事業者がかかわっていたが、是正勧告を受けたのは九十六業者。二十二業者は、より厳しい立ち入り禁止命令を受けた。