ID :
1691
公開日 :
2006年 9月22日
タイトル
[札幌市が戸建木造住宅の耐震診断補助をスタート
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新聞名
BNN
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元URL.
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021023434
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元urltop:
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写真:
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今年度は限定100戸、9月25日から受付開始。
札幌市は戸建物件を対象とした「札幌市木造住宅耐震診断補助事業」の希望者受付を9月25日から開始する。
補助事業は、社団法人北海道建築設計事務所協会派遣の建築士が、物件の現地確認と居住者へのヒアリングで耐震診断。診断費用のうち、最大3分の2、上限3万円を札幌市が補助する。
対象は1981年5月31日の建築基準法改定以前に建てられた3階建て以下の戸建木造住宅。専用住宅であること、もしくは店舗などと兼用する住宅の場合には住居部分が半分以上を占めることが条件。また、補助を受
けるには物件の居住者と所有者が同一であることが必要。
調査事項は外壁の劣化度や、物件内部の壁の位置、基礎のひび割れの有無など。診断に要する費用は約4万5,000円程度が一般的で、自己負担額は1万5,000円前後となる。
札幌市内で上記の条件に該当する住宅は9万4,000戸。今年度の実施は100戸で、申し込みは10月16日まで。希望者が100人以上の場合は抽選になる。
札幌市市街地整備部住宅課は「冬場は雪が積もり、物件の基礎を確認できなくなるので調査は12月20日まで。来年度からは期間が長く取れるので、実施する物件を100戸から増やしていきたい」と話している。
木造住宅の耐震診断補助制度を設けたのは道内で札幌市が初。しかし全国の政令指定都市では、すでに同様の事業が広島、北九州、福岡、札幌を除く全てで整備されている。