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ID :  1675
公開日 :  2006年 9月20日
タイトル
[「木の情報館」23日オープン 県産材など資料展示
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4868
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写真:
 
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NPO法人南信州木の会(田中伸生会長)が、県のコモンズ支援金を受けて準備を進めてきた「南信州木の情報館」が23日、伊那市美篶下県の信州国産材開発協同組合2階にオープンする。地域の木工職人の 作品や、国産・県産材を利用するための資料などを展示。「木の良さをアピールし、地域との交流を深める情報発信基地に」(田中会長)と話している。
 南信州木の会は、上伊那地方などで仕事をしている木工、家具、建具、漆工などの職人と設計士らが会員となって今年2月に設立。会員や地域住民に、木に関するさまざまな情報を提供したり、交換することが目的で、 情報館の開設が活動の大きな柱になっている。
 開設準備が進む情報館は広さ約90平方メートル。太い梁(はり)や柱に県産のカラマツをふんだんに使い、木の香りにあふれている。館内には家具や建具などの木工品をはじめ、国産材や県産材で家を建てたい人の ための材木見本、地元の大工や建築士、設計士、製材業者などの情報、日曜大工の小物作りに利用できる木っ端などを展示する。
 情報館は土、日、祝日の午前10時から午後5時まで開館。23、24日はオープン記念イベントとして、「から松で巣箱を作ろう」と銘打った木工体験ができる。
 田中会長は、「山にあった木が手元に届くまでに、どれだけの人の手を介してきたか。自然からのすばらしい贈り物である木を大切に無駄なく利用するためにどうすれば良いのか。少しでも考えてもらえれば」と話して いる。