ID ：
1665
公開日 ：
2006年 9月20日
タイトル
［古民家の修復作業終了 福井工大生、泊まり込み１カ月半
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20060919/lcl_____fki_____002.shtml
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元urltop:
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写真:
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勝山市北谷町小原地区で古民家の修復に取り組んでいた福井工業大の学生グループが１８日、作業を終了させた。地区に泊まり込んで作業に明け暮れた学生たちは「一生忘れられない夏になりそう」と、感慨
深げだ。 （谷悠己）
修復を行っていたのは同大建設工学科の吉田純一教授のゼミ生ら１１人。夏休みを利用して先月７日に小原入りし、昨冬の豪雪で損壊した古民家１棟の屋根板の張り替え、内部の木材の修繕、戸や窓の整備などをした
。この日は、余った木材の整理や内部の清掃を行い約１カ月半に及んだ修復活動を締めくくった。
深沢翔さん（２２）＝４年生＝は「傷んだ民家が自分たちの手でよみがえっていくのが分かり、感激した」、下谷康二さん（２３）＝同＝は「指導してくれた大工さんたちと寝食を共にしたことで、人間的にも成長できた」と振
り返った。吉田教授は「今後も継続して民家を修復することで地区再生に貢献できれば」と話し、来夏にも小原の古民家２棟を修復する。
古民家は、地区の再生と自然保護を目的とする「小原ＥＣＯプロジェクト」（国吉一実代表）のメンバーが引き継ぎ、屋根の張り替え、水回りの整備などを行う。１０月下旬に同プロジェクトが開くエコツアーでの宿泊施設と
なる予定。