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ID :  1158
公開日 :  2006年 6月10日
タイトル
[古い木造住宅に耐震診断士派遣 亀岡市が20戸募集
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006060900117&genre=A2&area=K40
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元urltop:
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写真:
 
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地震による家屋の倒壊被害を減らすため、京都府亀岡市は本年度から、市内の古い木造住宅に耐震診断士を派遣する事業を始める。1戸当たりの自己負担は2000円で、本年度の募集枠は20戸。「市民に 防災意識を高めてもらい、早期の住宅改修を促したい」としている。7月18日から先着順で申し込みを受け付ける。  本来は1戸当たり3万円かかる耐震診断費用を、国と府、市が補助する。口丹波で同事業を導入するのは亀岡市が初めてという。  対象は、法改正で耐震基準が強化された1981年5月31日以前に建てられた木造の1戸建て住宅、アパートなど。床面積の半分以上が住居として使われていれば、事務所や店舗を兼ねた建物も含まれる。  申込時に書類による簡易診断を行い、家屋倒壊の危険性が高い場合に、府登録の木造住宅耐震診断士を派遣する。  市によると、81年の耐震基準強化前に建てられた木造住宅は市内に約7600棟あり、住宅全体の約25%を占める。阪神大震災では、家屋のモルタル壁や土塀が崩れる被害が亀岡市内でも多く発生した。市は「今回の 募集枠は20戸だが、多数の申し込みがあれば枠の拡大も検討したい」(建築住宅課)としている。  申込期間は7月18-31日で、市役所2階の建築住宅課で受け付ける。住宅の登記簿謄本など、建築年月と所有者の分かる書類が必要。問い合わせは同課TEL0771(25)5048へ。