ID ：
876
公開日 ：
2006年 4月25日
タイトル
［部屋になじむ“容姿”持つ家電
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/life/mystyle/20060424ok03.htm?from=os1
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元urltop:
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写真:
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家電のデザインは、なぜもう少しおしゃれにならないのかと思ってきた。
使い手にしてみれば、家電が飛び抜けて目立って欲しくはない。しかし実際は、ヘルメットのような形の炊飯ジャー、パステルカラーのボタンが付いた洗濯機など、そこだけ浮いてしまうようなものばかり。
だから、テーブルや食器棚と一緒に置いて違和感がなく、好みの家具のように愛着がわき、部屋にあると心地良いと思える家電があればいいのにと願ってきた。
そんな中、「インテリアになじむ」という考えのもと、家電を世に送り出しているのが「アマダナ」というブランドだ。中でも気に入っているのは、木を部分的に使ったキッチン家電。オーブントースターや電子レンジの取っ
手の部分に木が使われている。コーヒーメーカーも持ち手が木だ。シンプルな形と木を組み合わせたデザインが美しい。
これなら部屋に溶け込み、キッチンや居間に置いても、静かにたたずんでくれそう。手にとった時に木の感触も気持ちいい。必要機能がおさめてあり、デザインに温かみがあるので楽しめる。
ここ数年、若い層を中心に、インテリアにこだわりを持つ傾向は強まる一方。少し高くても好きなデザイナーのいすを選ぶ、古道具屋の家具を新品と組み合わせるといった住まい方も出てきている。だからこそ、インテリ
アになじむ家電が求められていると思うのだ。（川島蓉子 伊藤忠ファッションシステムマーケティングマネジャー）