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ID :  490
公開日 :  2006年 3月 8日
タイトル
[中津市の「めぐみ幼稚園」 内装に県産材使う
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新聞名
大分合同新聞
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元URL.
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=03=09=118862=chokan
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元urltop:
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写真:
 
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中津市是則のめぐみ幼稚園(奥村みはる園長、九十三人)で、県産材の杉を使った木質内装が完成した。県が本年度初めて実施した「子どもに優しい木の香る施設整備事業」を利用。同園で完成記念講演会 があった。
 保護者約六十人が出席。大分市の一級建築士桑野恭子さんが「木との賢いつきあい方」と題して講演。「木材の良いところと弱いところを知って、県産材を活用してほしい」などと話した。
 木質の内装にしたのは、保育室五室のうち三室と廊下の合わせて約二百四十平方メートル。床、壁、天井に県内の加工所で製材した杉を使用。約一カ月で完成した。事業費約六百万円のうち、県が三百万円を補助した 。
 この日はひな祭りに合わせた保護者の参観日で、園児たちは親と一緒にひな飾りを作ったりして楽しんだ。
 「園児たちは杉の感触が気持ちがいいようで、楽しんでいる表情が何よりです」と奥村園長。
 同事業は、幼児に木材を使った施設に親しんでもらうとともに、保護者にも木材の良さを知ってもらうのが狙い。本年度は同園を含めて県内十一の幼稚園、保育園で施工した。