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ID : 4305
公開日 : 2007年 7月22日
タイトル
メキシコ:森林再生計画を発表した政府の統計に疑問の声
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新聞名
JanJan
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元URL.
http://www.news.janjan.jp/world/0707/0707219444/1.php
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元urltop:
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写真:
 
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メキシコ政府が「全国樹木の日」の7月12日から11月までの期間に50万ヘクタールに2億5000万本の植林を行い、政府発表では年間25万ヘクタールとされている森林破壊に対処する森林再生計画「プロ・ツリー」プログラムを発表した。
 環境省の公式声明によれば、国連環境計画(UNEP)の植林運動「地球のために植えよう:10億本植樹キャンペーン」にメキシコも参加し、「森林再生における世界のリーダー」になるとしている。
 しかし環境論者や専門家は、貴重な天然林の破壊は依然続いており、植林しても生育するのは半数以下で、メキシコの森林破壊問題の解決にはならないと警告する。
 環境団体グリーンピース・メキシコのヘクター・マガロン氏はIPSの取材に応えて、「最良のシナリオでも、わずか12万5000本しか生き残らないだろう。そのような数では、水の保持・濾過、炭素吸収、生物多様性の保全など成木の機能を果たすことはないだろう」と述べた。
 グリーンピースの推定によれば、環境価値の大きい原生林が大半を占めるメキシコの森林は、政府の統計の2倍以上、年間少なくとも60万ヘクタールの割合で破壊されている。
 14の市民団体と森林生産者のグループであるGボスケスの広報担当者セルジオ・マドリード氏は「政府の森林破壊の統計は疑わしい」とした上で、「植林は解決のほんの一部にしかならない。メキシコの深刻な問題は、森林地の利用転換である」と指摘する。
 メキシコの森林破壊の80%が土地の利用転換にあることは複数の調査で明らかにされている。地主が収益性の高い作物の栽培や畜産に転換しており、残りの森林破壊は違法の伐採によるものである。
 政府が国家森林委員会の今年度予算の半分以上を植林に充てていることを非難して、マガロン氏は「植林しても、生物多様性と保水機能の点でもっとも価値ある老木は失われ続ける」と指摘する。
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